talk

2017年7月27日に発売された電撃マオウ8月号に掲載された「アイドルマスターミリオンライブ! Blooming Clover」の感想です。


第5話「夢」
4話のオーディションの結果発表中に倒れてしまい、志保のデビューを白紙に戻したことを他のアイドルたちに伝えるプロデューサー。
風花さんの咄嗟の処置を褒めつつ、二日後の公演でステージデビューをするのは星梨花と可奈になったことを告げます。

可奈たちがそのことを知らされている際、志保は自宅のベッドで療養中。ベッドの中で幼い頃のことを思い出し、回想でこれまではっきりと語られることがなかった志保の過去が語られます。
思い出の猫のぬいぐるみや、志保の「父親」について、そしてどうして志保があれほど早く「アイドル」になることに固執しているのかが理解できるエピソードに。幸せそうな志保が徐々に笑顔を失っていく姿は読んでいて物凄く辛かった…。

志保の過去のエピソードが回想として描かれた後、目を覚ました志保。
自分のデビューが延期になったことを悟りつつ、喉の渇きを潤すために一旦起き上がったところで知らない番号から留守電が入っていたことに気付きます。
留守電の主は可奈から。「二日後のステージでは一人のアイドルとして志保の代わりを頼んだ」とPに頼まれた可奈は、力強く「イヤです!!」と宣言した後、Pから志保の電話番号を聞いて志保に連絡を入れた様子。
志保が頑張っていたことをいつも見ていて、志保の具合が悪いのも分かった上で「志保ちゃんがアイドルとしてステージに立つのが見たい」と話す可奈。
志保がステージに立つ姿を見るだけで笑顔になり、自分は自分自身で夢を叶えると宣言。リハは公演当日の11時から、というところで留守電は切れてしまったものの志保にも可奈の気持ちは伝わった様子。

その後、回想で可奈が「イヤです!!」と宣言した直後の話も。
Pは一瞬困った顔を見せたものの、可奈が真剣なことを理解した様子。可奈は「当日志保の体調が整わなかったときの代役」として、二日後の公演は予定通りの志保と星梨花で行うことに。

代役という立場で新たにプレッシャーを感じつつも、シアターアイドルに支えられながらいよいよ公演の日に…というところで5話は終了。
前回の展開でハラハラしていたものの、まさかここで志保の過去回想がこんなにはっきり描かれるとは思っていなかったです。父親との死別も考えていたものの、漫画の展開だと明らかに失踪?志保自身は父親が大好きな様子だったので、余計に後の変化が辛かった…。とはいえ、志保の過去がきっちり描いてくれた稲山先生には感謝しかないです。本当にありがとうございます!!


現在、「Blooming Clover」はアシスタント募集とのこと。
11月、12月の連続刊行はやはり大変なのだろうか…。稲山先生応援してます!


アイドルマスター ミリオンライブ! Blooming Clover 1 オリジナルCD付き限定版 (電撃コミックスNEXT)
 


アイドルマスター ミリオンライブ! Blooming Clover 2 オリジナルCD付き限定版 (電撃コミックスNEXT)
 

電撃マオウ 2017年9月号
電撃マオウ 2017年9月号